チタン切削条件|最適化|コスト削減|ツールドクター

チタン切削条件の最適化

チタン切削の際に機械の最大トルクを利用し切込量を増加させたことで 工具も安定し摩耗量も少なく、切削除去量も増大(200%)することに成功!!

試作機3号:残差の平均を適用 part1

  • 低トルク
  • 高回転
  • 振幅と残差が次第に増加
  • 振幅の変動幅も次第に増加
  • 9サイクル目の終り際(図中※1)に大きな変化有り
工具 φ10BE(CS)
材質 チタン合金(Ti-6Al-4V)
寸法 W100×D100×H75
切込量 0.5mm
ピックフィード 1.5mm
回転数 5800rpm
送り速度 1480mm/min
残差の分散

試作機3号:残差の平均を適用 part2

  • 高トルク
  • 低回転
  • 振幅と残差が次第に増加
  • 振幅の変動幅も次第に増加
  • チタン加工part1と比べて振動は小さいが、急変点は無い
工具 φ10BE(CS)
材質 チタン合金(Ti-6Al-4V)
寸法 W100×D100×H75
切込量 1.0mm
ピックフィード 1.5mm
回転数 2000rpm
送り速度 740mm/min
残差の平均

試作機3号:残差の平均を適用 part3

  • 高トルク
  • 低回転
  • 振幅と残差がほぼ一定で安定している
  • 振幅の変動幅は小さく、安定している
  • チタン加工part2と比べて振動も残差の平均も少ない
工具 φ10BE(TH)
材質 チタン合金(Ti-6Al-4V)
寸法 W100×D100×H75
切込量 1.0mm
ピックフィード 1.5mm
回転数 2000rpm
送り速度 740mm/min
残差の平均

切削条件比較:φ10BE(CSコート)使用

切込量 0.5mm
ピックフィード 1.5mm
回転数 5800
送り速度 1480mm/min
切削条件比較:φ10BE(CSコート)使用
切込量 1.0mm
ピックフィード 1.5mm
回転数 2000rpm
送り速度 740mm/min
切削条件比較:φ10BE(CSコート)使用

さらに切削工具を比較することでφ10超硬ボールエンドミルTHコートの方が、工具も安定し摩耗量も少なく、切削除去量も増大(130%)することが分かった!!

切削工具を比較:φ10BE(CSコート_VS_THコート)

切込量 1.0mm
ピックフィード 1.5mm
回転数 2000
送り速度 740mm/min
切削工具比較:φ10BE(CSコート・THコート)使用
切込量 1.0mm
ピックフィード 1.5mm
回転数 2000
送り速度 740mm/min
切削工具比較:φ10BE(CSコート・THコート)使用

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